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【YouTube台本の作り方】言いたいことが簡単にまとまるテンプレート

この記事では 、私がYouTubeチャンネルを運営している中で「実際にやってみて効果があったこと」についてお伝えいたします。

「YouTubeを始めたが上手くいかない」とお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

筆者の自己紹介

私は、中小企業で広告・マーケティングの仕事に携わりながら、YouTube動画の制作・編集、動画素材の自主制作・販売を行っている「副業動画クリエイター」です。

2019年末から動画関連の副業に取り組み、今では動画制作によって毎月数万円程度の副業収入を得られるようになりました!

YouTubeチャンネル:motoさんのモトサイクル大学ディレクター兼編集者

元教習指導員が「バイク安全運転やバイクの楽しみ方」について語るという「特化チャンネル」を運営しております。

【2021年9月現在】チャンネルの状況

・チャンネル登録者数:2430名

・チャンネル総再生回数:377,587 回

台本の作り方の3つのポイント

私は副業としてYouTubeを始める上では、「本業で得た専門知識を紹介する特化チャンネル」にすることをオススメしております。

自分の得意領域について話すわけですから「簡単だ」

テーマだけを決めて「さっそく撮影してみよう」としてしまいがちです。

しかしそうすると、話しているうちに話があちこちに飛んで何の話をしているかわからなくなるということが高確率で起こってしまいます。

それを避けるために、必ず事前に台本を用意して話す内容をまとめるようにしています。

とはいえ台本を書くといっても、下記のような疑問が出てくると思います。

  • 話す内容全てを台本にする必要があるの?
  • どんな順番で考えればいいの?
  • どうやってまとめればいいの?

そこで、今回は私たちのチャンネルで実際に行なっている台本原稿の整理方法についてお伝えしたいと思います。

台本は箇条書きでOK!

まず、台本は話す内容全てを書き出す必要はありません。

私の経験談

話す内容全てを文字に起こしてしまうと、実際に撮影する際にそれを読んでしまうため、動画が不自然になってしまうことがよく起こりました。

そのため私たちは、話したい内容のキーポイントやキーワードを抽出して箇条書きの台本を用意するようにしています。

つまり、話の骨組みだけを台本に書き出しています。

3つを分けて考える

話の骨組みを作るために、私たちは「結論」「根拠・理由」「提案」の3つを明確に分けて順番に考えるようにしています。

相手に話が伝わらない理由はシンプルで、

「他人の頭の中は分からない から」です。

ソラくん
ソラくん

当たり前のことなのですが、自分の思い付いた順で話してしまうと抜けがちです。

今話していることは「自分の思ったこと」なのか「一般的な事実や根拠のあるデータ」なのか。

「自分の経験・体験」なのか「相手にやって欲しいこと」なのか。

相手に伝えるため、また自分自身が迷子にならないためにも、それらは明確に分けて話す必要があります。

  • まず、結論としての自分の主張・意見、言いたいことを明確に決める。
  • 次に、「理由と根拠」について整理する。
  • そして、相手にやって欲しいことやオススメの方法を「提案」する。

これらを分けて順番に考えることで話の骨組みを作っています。

テンプレートで仮組みする

話す全てを台本にする必要はありません。

話したい内容のキーポイントやキーワードを抽出して箇条書きした、「話の骨組み」を書き出せれば十分です。

しかし、それでも個別の話題に合わせて骨組みを考えようとすると結構な労力と時間がかかってしまいます。

そこで、私たちはこの作業を時短するために「型」に当てはめてサッと構造を仮組みしてから作り込むようにしています。

言いたいことがまとまるテンプレート

結論を述べる

自分の主張・意見、言いたいことを明確に「結論」として提示してから話し始める

問いを立てる、質問を投げる

 「皆さん、こんな経験はありませんか?」「こんな時どうされていますか?」「こんなこと困りませんか

?」等を投げかけて話を展開させる

結論に紐づくアクションを述べる

STEP.2の投げかけについて、「私はこうしています。」「私はこう考えます。」「私はこう対策しています。」と自分の答えを述べる

根拠を示す①(客観的なデータや一般論など)

 主に、理論やデータ、有名・権威のある人や機関の発言、数字などを根拠として示す

 「なぜなら・・・・」

根拠を示す②(主観的な経験談・体験談など)

「 私にはこんな証拠がある」「 自分はこのような経験・体験がある」「こんな知人がいる」「こんなエピソードがある」

そのため、根拠①に対しては「賛成だ/反対だ」 

まとめる

「よって私は、根拠STEP.4.5からSTEP.1の「結論」だと考え、STEP.3のアクションを行っています。」

ポイントと注意点

ポイント

1、「結論+理由・根拠+結論」のハンバーガー話方になっていて、論理的で理解しやすい!

2、理由・結論について、「客観」と「主観」の両方があると説得力が増す!

使用上の注意点

※1と3を混同しないこと。STEP.1は意見・主張・結論であり、STEP.3は具体的なアクション。

※4と5を混同しないこと。STEP.4は客観的な事実であり、STEP.5は主観的な意見。

いかがでしょうか?

もちろん話したい話題によって向き・不向きはあります。

特化チャンネルで自分の持っている専門知識を紹介して相手に提案すると言った場合には、汎用性の高いテンプレートになると思います!

まとめ

この記事では「YouTubeを始めたが上手くいかない」とお悩みの方に向けて、話の骨組みだけを台本に書き出す方法をお伝えしてきました。

ポイントは、

  • 台本は箇条書きでOK!
  • 「結論」「根拠・理由」「提案」の3つを明確に分けて順番に考えること
  • 時短のために「型」を使って構造を仮組みしてから作り込むこと

でした。

オススメの書籍

5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本

「動画ネタになる知識」は必ず自分の中にある!まずは、自分の頭の中を整理する習慣を持ちましょう。

  • 土日を除いた1週間で、言葉を「思いつく」「まとめる」「伝える」方法を集中的に学べる
  • 考え方だけでなく、話し方のテクニックまで学べるので、YouTuberにピッタリの1冊です
この本を読むと、今まで「自分の頭の中にあるものをまとめて相手に伝えるという行為」を、「いかに適当に考えていたか!」ということに気付かされます。

この記事が、YouTubeでお悩みの方に少しでもお役立ちできれば幸いです。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました!

ではまた!