この記事では「動画関連の副業にチャレンジしたい!」とお考えの方に向けて、私がAdobe Premiere Pro(以降、Premiereと呼びます)をオススメしている理由や、Premiereのメリット・デメリットをご紹介します。
目次
Premiereとは?
Premiere (プレミア)とはAdobe社が発売している動画編集ソフトで、「動画編集ソフトと言えばコレ!」というほどの知名度や人気を誇っています。

Premiereでは本格的な映像制作が可能で、YouTuberはもちろんのこと、なんとあのハリウッドでも映画制作に使われているという、プロ用の映像制作ソフトなんです!

とにかく、すごく本格的な映像が制作できそう!

でも、その分使うのは難しそう・・・
Premiereは難しい?
この質問に対する私の答えは
「難しいか、簡単か?」と聞かれると「難しいと思う!」という答えになります。
Premiereはプロ用のソフトということもあり、本当に多機能で細かな設定ができ、完全に使いこなすのは難しいと思います。かく言う私も4割くらいしか使えていないと思います。
ただし、「全機能使いこなさなければ動画は作れないか?」と聞かれると「全くそんなことはない!」と答えます。
私は多少難しくて困ったとしても、Premiereを覚えることのメリットは大きいと考えています。
どうせ1から何か編集ソフトの使い方を覚えないといけないのであれば、初めからPremiereにチャレンジするのは良い選択になると思っています。
Premiereをオススメする理由
Premiereを使うメリットはたくさんありますが、私が特にお伝えしたいメリットは下記の3点です。
- 使っているクリエイターが多いので、使い方や情報を見つけやすい
- テンプレートやプリセットが充実している
- テンプレートやプリセットを作って売ることもできる!
順番に見ていきましょう!
使い方や情報を探しやすい
私は動画編集の仕方、編集ソフトの使い方を学ぶには、学校に通ったり、誰かに習う必要はないと考えています。
もちろん、その方が効率が良いと言う場合もあると思いますが、副業として始めるには独学でスタートすれば良いと思います。
習得のための練習に時間をかけるくらいなら、どんどん本番を実践して力をつけた方が良いと思いますし、講師にお金をかけるくらいなら、機材やソフトにお金をかけた方が良いと思います。
本やサイト、YouTubeなどを使えば、十分動画制作を始められるくらいの知識や能力は、独学で身につけられます!
その際、「使っている人が多くて、情報が多く公開されている」という要素は非常に重要です!
いくら簡単に使用できるソフトだったとしても、必ずどこかで分からないことやできないことが出てきます。
その時、いくら探しても誰に聞いても分からないと言うのであれば、行き詰まってしまいます。

時間や労力のロスになってしまいます・・・
その点、Premiereであれば参考になる本やサイトはたくさんあります!この点は非常に重要だと考えています。
Premiere入門にオススメの本はこちら
テンプレートやプリセットが充実している
特にYouTubeの動画編集をする場合、ただ単に動画を繋ぎ合わせたり、文字を打ち込みテロップを入れるだけでは、見栄えする動画を作ることは難しいです。(もちろん、動画の内容が一番大事ですが)
そのため、動画にオープニングをつけたり、シーンのつなぎ目にはトランジッションを入れたり、テロップにはアニメーションをつけたりという工夫を行うことが多いです。
それらの工夫は、Premiereを使えば1から全てオリジナルで制作することも可能です!
ただし全てを自分で1から作るとなると、大変な作業量となります!
勉強のために自分でやってみることも重要ですが、そればかりだとなかなか作業が捗りません。
そんな時に便利なのが、テンプレートやプリセットです!
Premiereでは「モーショングラフィックステンプレート」「エフェクトプリセット」が使用できます。
モーショングラフィックステンプレートは、After Effect または Premiere Pro で作成できるファイル形式(.mogrt)です。
モーショングラフィックステンプレートは、Premiere Pro エディターに After Effects モーショングラフィックスの機能を付加し、Premiere Pro でカスタマイズするように設計された使いやすいコントロールを備えたテンプレートとしてパッケージされています。
Adobe Premiere Pro マニュアル
エフェクトパネルのプリセットビンに、一般的なエフェクトのプリセットがあります。エフェクトの設定を各自で行うのではなく、特定目的のために作成されたプリセットを使用することで時間を節約できます。例えば、クリップを短時間でぼかすには、ブラー(滑らか)エフェクトを適用し、手動でキーフレームを設定できます。このときブラーイン(滑らか)プリセットを使用すると時間を節約できます。
Adobe Premiere Pro マニュアル
これらを使うことで、驚くほど簡単にハイクオリティーな表現ができてしまいます!
これらは初めからデフォルトで備わっているモノだけでも十分ハイクオリティーなモノが揃っていますが、各クリエイターが制作したモノを後から追加することができます。
しかもそれらの中には、ストックサイトで無料配布されているモノもあります!
Premiereを使うのであれば、ぜひ活用したい機能ですね。
テンプレートやプリセットを作って売ることもできる!
Premiereを使って動画関連副業での収益化を目指す場合、映像作品の制作や動画編集だけでなく、
「テンプレート」や「プリセット」を自分で制作し、ストックサイトで販売するという道もあります!
この点については、ほぼAdobe社の以外のソフトではかなり取り扱いが少ないので、Premiereを選ぶメリットになると思います!

下記記事では、テンプレートやプリセットを販売する際のお勧めストックサイトをご紹介しております。

下記記事では、動画での収益化の方法について解説しております。

私個人の意見としては、この「テンプレート販売」というものに高い可能性を感じており、副業動画クリエイター活動の中でもかなり注力しております。
Premiereのデメリット
ここまでオススメする理由を書きてきましたが、もちろんPremiereにもデメリットは存在します。
操作が難しく勉強が必要という以外にも、下記が挙げられます。
- ソフト自体の価格が高い
- スペックの高いクリエイター用PCが必要になる
両方とも、「使うのにお金がかかってしまう」と言うことですね。

副業でお金を稼ごうとしているのに出費が嵩むのは・・・
まず、Premiereの使用にかかる料金がこちら
プラン | 価格(税込) |
---|---|
Premiere Pro単体プラン | 2,728円/月・28,776 円/年 |
個人向けコンプリートプラン | 6,248 円/月・72,336 円/年 |
この金額は、はっきり言って他のソフトよりも高いですね!
そして、クリエイター用のPCを購入するとなると、ざっくり20万円程度は必要だと思います。
これはなかなかの金額になりますし、動画副業を始めて黒字になるまでには、時間と努力が必要になります。
しかし、どんな副業を始めるにも、覚えないといけないことがあり勉強が必要であること、道具や機材を買い揃える必要があることは共通していると思います。
このデメリットはPremiereを選ばなかった場合でも0にはならないということですね。
「Premiere ProだけでなくAdobeのデザインソフトを色々使いたい」「でもできるだけ安く済ませたい!」という方は、アドビ認定の「アドビ スクールパートナー」でアカデミック版の購入をオススメいたします。
アドビ スクールパートナーの中でも、特に価格が安くオススメなのが「デジハリ」です。
通常価格72,336 円/年の個人向けコンプリートプランが、39,980円/年で利用できます!!

まとめ

この記事では「動画関連の副業にチャレンジしたい!」とお考えの方に向けて、私がAdobe Premiere Proをオススメしている理由や、Premiereのメリット・デメリットをご紹介してきました。
最終的には、メリットとデメリットを比較し、個人で判断するしかないとは思います。
私個人の意見としては、デメリットよりもメリットの方が大きいと感じましたので、必要経費と考えソフトを契約し、Premiereを使うためのPCを購入しました!
ここで迷うよりも、「始めるのにお金がかかるなら、早く稼げる方法を考えよう!」と気持ちを切り替えて行動しました。
私が考える「動画制作で手っ取り早く収益化する方法」もこちらで公開しておりますので、よろしければご覧ください。

また、「クリエイター用PCに詳しくない」と言う方に向けてオススメのPCもご紹介しております。

この記事が、「これから動画を始めようかな」とお悩みの方の背中を少しでも押すことができれば幸いです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました!
ではまた!